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祭りのあと(7月2日)

ダンサーパブに行って隣りにルーマニア人が来ると、ハジの話で盛り上がる。
コロンビア人が来るとアスプリージャはどこへ行ったんだ? とまた盛り上がる。
誰とでもサカーの話はできる。ええ、素晴らしいことです。

ブラジルの勝利をサカーの文脈の中でどう捉えていけばいいのか悩んでいたところ、
3人の優秀なアタッカーによるすさまじいカウンターサカー。これが世界の潮流なのだろうか。
と、ヨハン・クライフがこういっていたので膝を打つ。これが正しい見方とは限らないけれども。

「ここからが私の一番にいたいことなのだが、ワールドチャンピオンは他の全ての国から模範とされなくてはならないにも関わらず、今回のブラジルは罪作りだ。フトボールは一歩後退した。全てはトリプルRのおかげなのだ。」
「誰がこのブラジルを真似してみたいと思うだろうか? だったら簡単だ。この3人と契約するのだ。ただそれは不可能だろう。今回のブラジルのフォーメーションはきれいさっぱり忘れることにしよう。」

いろんな意味でGKに注目の集まった大会だったと思っています。
カーンはいうに及ばず、リシュトゥ、チラベルト、ビトール・バイーア、シーマン。みな個性的なGKでした。
生まれ変わったらGKもやってみたいです。

優勝候補といわれていたアルゼンチンとフランスが予選で姿を消しました。
優秀な選手を多く抱えたチームほど疲労が蓄積されるという罠。
ジダンやクレスポがそうそうに姿を消したのは残念です。

何度も紹介している145センチシリーズの中でこんなくだりがあります。

「ワールドカップとオリンピックはやっぱ別物なんだな」
「ほんまにそうなんですかね」
口をはさむ加護。
「サッカーは死んだんちゃいますか?」

ニーチェは言った、神は死んだ。
レニー・クラヴィッツは歌った、ロックンロールは死んだ。
そして加護亜依も言ってしまった。サッカーは死んだのだと。
「あんた、怖いこと言うね」
「ちゃいますよ。もう大国が当たり前に勝つ時代やないいうことですよ」
ニーチェやレニーが否定したのは神やロックそのものではなく、それにまつわる幻想のほうだ。
強い国が勝つんじゃない、勝った国が強いんだ。そんな当然の世界に、サッカーもようやくなったのだと。
そしてそれを象徴するのが、10年足らずで爆発的な進歩を遂げた日本サッカーかもしれない。

フットボールは4年後、オレの愛してやまない日本代表は4年後、どんな顔を見せているのだろうか。

さて、これでW杯期間特別更新は終了します。
久々にアクセスログよんでたらこの間のアクセス数が倍になってました。ありがとうございます。
ろばQさんのQuuにリンクされてるのも初めて気がつきました。ありがとうございます。

それではこの1ヶ月の間、サカーを好きだった皆さんと3年後、ドイツへ向かって闘う日本代表を応援できることを祈って。


W杯31日目(6月30日)

いま、凄くサカーがやりたいです。

ドイツ−ブラジル

カーンの前半、ロナウドの後半。
前半、たびたびサイドからチャンスを作ったり、ラメロウのオーバーラップからチャンスを作るも、
さすがに人数揃っていると、ブラジルの守備陣は破れず。大会を通じて固くなってきたブラジルの守りを賞賛すると共に、
セカンドターゲット不在、バラックの不在が深刻だったドイツは残念。クローゼも集中マークで動けない模様。
まだ若いFWここまで頼ることの危険性を感じました。この悔しさを4年後にぶつけて欲しいです。
前半終了間際のカーンのセーブは神。
後半。サイドを破らせてもなかなか中央を破らせないブラジル。
ドイツもノイビルの運動量などで必死に攻めるもなかなかゴールを割ることが出来ない。
そして、カーンの痛恨のセーブミス。
リバウドのシュートに詰めていたロナウドを誉めるべきでしょう。
個人的にここで勝負ありだったと考えています。今日のドイツは点はいる気がしなかった。
終わってみれば、ロナウド完全復活を印象づけた大会でした。

そして、オレは凄くサカーがやりたい。


W杯30.5日目(6月30日AM)

以下の論旨で構成されています。(Java-Houseチックというのは秘密)

1)大筋の戦略皆無だった日本に置いてきちんと戦略を立てて闘った事を評価すべきであり、このことを指摘に置いて書かなかったのは私のミスです。
2)その場その場の采配で批判される事が(サカー先進国での批判も含めて)必ずしも正しいとは言えない。
3)ベルギー、ロシア、チュニジア戦の準備期間6ヶ月に対してトルコ戦への準備期間は3日
4)柳沢のコンディション不良への対処
5)トルコ戦の采配はそんなにおかしいか?

1について

トルシエ以前の日本代表というのは日本で一番サカーのうまい奴22人集めてサカーやっているという印象が非常に強くて戦略もへったくれもなかったように思うのです。そんな日本において合宿をたびたび開き、リーグと代表の調和のとれたカレンダーを作成し、試行錯誤を行いながらチームを強化できたというのは間違いなくトルシエという乱暴者の功績です。
過去の日記においてはふれていますが、このindexファイルの中ではふれていなかったのは私のミスです。ごめんなさい。

2について

何をやっても采配論というのは「勝てば神、負ければボロクソ」という物だと考えています。サカー先進国であってもその結果論から逃れることは出来ません。(いや、サカー先進国ならなおさら。レキップ紙がエメ・ジャケに頭下げたようにね)
特にトルコ戦。アレックスのFK(あのバーを叩いたヤツ)が入っていたら今のような采配批判にはならないであろう事は想像が出来ます。
仮定の話で申し訳ないですが。

3について

グループリーグの采配にブレが無く、トルコ戦の采配にブレがあったのは当然といえば当然でむしろ当たり前かもしれません(笑)
だってトルコ戦の準備期間は3日ですよ?(笑)
だったらなおさらいじるべきではなかったという論に対しては4で。

4について

ブロードキャスターに出演してた小野ヘッドコーチもいっていたのですが柳沢の首が相当よくなかったようです。
でも、そのことは試合が終わってしばらくしてから流れてきたんですよね。
ベンチしか把握していない情報もあるわけですからそれを知らない我々がその場でそのときの采配を論じることに無理があるのではないかと思います。
そもそも、スタメンに何かあったら普通は「その選手に何かあったのか?」と考えるのに、こと日本代表に関しては「トルシエが狂った」と考えられてしまう現状に強い憤りを感じます。途中の選手交代においても同様。

トルコ戦のスタメンについて

ここで「西澤−鈴木の2トップ」か「西澤−森島1.5」か「鈴木1トップ」なんですが普通は。
「西澤−鈴木」に対してはうまくいかないことは実験済み。
「鈴木1トップ」はうまくいかないことは実験済み。
で、「西澤−森島1.5」と「アレックス左、西澤1トップ」の比較なんですがこれについては今日の3決でもイチョンスがたびたびチャンスを作ったようにトルコの左をつく戦術はかなり有効だと思います。
トルシエがそれを試みたとしてもしょうがないとは思いますね。
結局そのねらいは日韓共に中央の人数が揃わなくて破綻するんですが、狙いはよかったと確信しています。
確かに実戦では一度も使わなかった形ではありますが、非公開の練習や紅白戦、静岡産大との練習試合で使われた可能性をここでは指摘するにとどめます。
また、トルシエの「選手の能力は練習を見ていればわかる」という発言とも平仄が取れていることも指摘しておきます。

トルコ戦の采配について

おそらく、森島投入をギリギリまで引っ張った事に対する不満だと思うのですが、私も試合中に「なんで森島つっこまないんじゃ」と叫んでましたが、ここで考えられる事は「宮本も森岡も万全じゃないのね」って事です。
この二人はW杯を迎えたときの日本代表において、替わりがいないという意味では、ナカータ以上のポジションです。
宮本が壊れたときの事を考えて交代枠をぎりぎりまで残しておきたいと考えるのは自然なことだと思うんですが。
交代相手が市川なのは、右サイドの崩しが全く機能していないことから考えてまあ、自然かなと思っています。

結論として、ベンチワークはベンチしか伺い知れない事情も加味しなくてはならない物であり、なおかつ結果論で語られる事が多い。「結果」ではなく「采配」をもってして、監督の評価を求める事にそもそも無理がある思っています。さらにトルシエの場合は采配に関して不当に貶められている事も考慮下さい。

これらをふまえた上で、「采配にミスがあった? だから何?」といえばよかったですね。すいません。


W杯30日目(6月29日)

韓国も、走力には定評があったが、その体力を無駄に使ってしまうこともあって、持久力に問題があった。そこをヒディンク監督は、戦術をうまく整理して体力の無駄使いを避け、さらに科学的トレーニングによって持久力の向上にも成功した。

いわば、韓国サッカーの伝統的な特徴である体力と精神力を最大限に引き出すことで(それに、彼の采配能力によって)、ヒディンク監督は韓国をベスト4に導いた。

ヒディンクには代表監督就任から1年半しか時間を与えられなかった以上、トルシエと違って、若手を鍛え上げるだけの余裕はなかったから、それしか方法がなかっただろう。

だが、アジアの古典的なサッカーを突き詰めることは今の日本が目指すべきことではない。今の日本が進めようとしているのは、きちんとした育成システムから、テクニック的にも戦術的にもヨーロッパに引けをとらない選手を育てて、ヨーロッパと互角に戦って勝つチームを作ることだ。まだまだ、フィジカル的な強さも、試合経験も足りないし、第一、代表チームとしては選手が若すぎた。その差を克服するのに何年かかるかわからないが、われわれは韓国の成功に惑わされることなく、サッカーの王道を進んで行くべきである。

結局、ここに行き着くよねえ。この結果をどう評価するのかは。

あと、正しくサカーと向き合っての結果なら世界は正しく評価することを付け加えておきます。
66年ワールドカップのポルトガル−北朝鮮戦で前半で2点リードした北朝鮮チームに対し観衆は「ウィ・ウォント・スリー(3点目をとれ)」と大声援を送りました。

なのでこんな風に感じるのが筋違いです。

韓国−トルコ

正しくサカーに向き合った方が勝つのは当たり前です。
韓国はこの負の遺産を抱えてどこへ向かうのかなま暖かい目で見守りましょう(笑)


W杯29日目(6月28日)

私がトルシエ監督を評価するそもそもの動機は、ワールドユースまでさかのぼる。
合宿中に永井を、浦和からドイツに留学して留学先でくすぶっていた男を追加召集したこと。
「うわ、よく見てるなあ」
この大会で結果を残したことではなく、選手一人一人をよく見ていることが評価するきっかけになった。
単純なもんである。

ここから始まったトルシエジャパンがベスト16までたどり着いたことは、大いに評価してもいいんじゃないでしょうか?
采配云々に関しては問題があったかもしれませんが野球と違い、監督の采配が試合の結果に及ぼす影響というのは偉く小さな物じゃないでしょうか?
だいたい3人しか選手交代できないしさあ。評価を下すときにわかりやすいのはわかりますが。

采配で代表監督の評価を語ることの愚に関してはここを参照

そう考えている物ですから、

正確な文章で私の言いたいことを表現するようにしてみます。
「トルシエジャパンの成果は賞賛されるべきものだが、最終戦となったトルコ戦は、決してベストなゲームではなかったように見える。特に勝つチャンスを逃したのは采配ミスではないか、もし采配、運営ミスがあったのなら、それは批判、分析して次に生かさなければならない。そのため辛口なようでもトルシエに対する批判は必要である。しかしその批判を発するとき、リスペクトを持たなければならないのは当然である」

采配にミスがあった? たから何?


W杯28日目(6月27日)

実は某日記と交換日記状態になっているのが楽しかったりします。

この言葉を見て、私も嬉しく思いました。
サッカーファンとして、認めてもらえたのかな?ってね♪
ミーハーファンだって、立派なファンになれるんだよ〜って

私は前からいっているようににわかだろうがミーハーだろうがファンはファンであり、コアなファンと格差を付けるのが間違っていると考えています。
んでそういうにわかファンをコアファンにしていくのが、先輩のファンであり、解説者などのサカー知識人であり、サカーライターなどのサカー文化人であり、なによりも選手だと思っています。

多分、このW杯でカーンを見てキーパーになろうと考えた子供はたくさんいるでしょう。
多分、このW杯でダフを見て翌日3人以上に囲まれてもボールキープしようと思った子供はたくさんいるでしょう。
多分、このW杯でベカームを見てフリーキックを蹴りたいなと思った子供は多いでしょう。

サカーのすばらしさをこれからもいろいろな人に伝えていければなと考えています。私は。
それが出来ない人間はたとえ欧州のサカーたくさん見てて語ることが出来ても偉くも何ともないですね。

あと一部欧州サカーキチガイに言えることですが、「Jリーグはつまらないから見ない」といった斜に構えた意見を耳にします。
(類似に日本代表はつまらないから応援しないという意見があります)
もうアホかと。
自分が歩いて見に行けるサカー応援しないでどないすねん。
確実に目の前で行われている試合がつまらないなんてそんなことがあるもんか。
犬には犬の、豚には豚の戦い方があるように日本には日本のサカーがきちんと存在して、その象徴がこそ日本代表です。
彼らを応援しなかったらいつまでたってもお前らの考えてる楽しいサカーは日本じゃみれないぞ。
目の前で行われている試合の面白さがわからない人間にサカーの楽しさが伝えられるとは思わないね。


W杯27日目(6月26日)

そろそろ。今大会のベストバウトをみんなで選んでみませんか?

この辺がオレの中で候補。

ブラジル−トルコ

トルコって強いね。このトルコにだったら負けても納得です。
そして、組織的ではない攻撃ながら徐々に調子を上げあれよあれよとここまで来たブラジル。
つーかブラジルは一人一人の技術が凄く高いんだけど各人が勝手にサカーやってる印象があるなあ。
この試合はベルギー戦と違ってよくセカンドボール拾っていたけど。
あと、トルコのキーパーもよく確変していました。W杯後は国外へ移籍するかな。
さわやかな印象を残したチームでした。

おまけ

清野智秋選手の解雇について
みんな気をつけましょう。


W杯26日目(6月25日)

ドイツ−韓国

「自分だけの力ではないが、よく守れている」。これで6試合わずか1失点の堅守。意地でもゴールは割らせない。2年前、カーンはあるイベントに出演した。子供相手にGK役を務め、子供がゴールを決めるごとに1000マルク(約6万円)がチャリティーとして寄付されることになっていた。だが…なんと1マルクとして寄付を許さなかった。「どんなときもゴールはさせたくない」。試合同様の厳しい表情。泣きべそをかきそうな子供を見ても、関係なかった。

今日、ゴール前にはこういう男が立っていました。
そりゃあ、11人じゃなにもできねえよな(笑)
せめて12人はいねえと。

つーかさ、ここまで韓国サカー代表全体には非難をくわえてなかったけど今日の出来はなによ。
あんなに中盤で好き放題にやられる韓国って今大会初めてみたぞ。
今までのスーパーキチガイプレスはどうなったんだよ。ああん?
審判を味方に付けていないと激しいチェックにいけねえのかおめーらは。

そして、なによりサポーターだよサポーター。
お前ら、他国を舐めすぎ。こんな連中に国境を越える資格はないね。つーかアジアの恥。

極めつけがこれ。
あんだよ。ドイツ応援しちゃ悪いのかよ。
日本の失点シーンに大はしゃぎしたのはどこの国だ? ああん?
このネット時代に情報操作できると思ったら大間違いだぞ。

ともあれ、市井ちゃんマンセー。
こないだのライブにもドイツ代表ユニフォームきてた人いたなあ(笑)


W杯25日目(6月24日)

馳が強力な電波を発信しています。
適宜引用、適宜批判。

イングランド対ブラジル戦の前後、数人のサッカー関係者と話をしたら、わたしが「邪推」で適当に書いたロシア戦からトルコ戦にいたるトルシエの心境の変化は、あながち的外れではなかったことがわかってしまった。(稲本を変えた理由は、当然、わたしの悪意が入っているので違っている、と思いたいのだが)

その数人のサカー関係者とは誰ですか?

腹立ち紛れに適当に書いたことが当たってるとはなぁ。そこまで幼稚だったか、トルシエ。なんだかなぁ。嬉しくもなんともないなぁ。試合当日、山本コーチは必死になってトルシエに考え直すように説得したそうだ。それでも、トルシエは聞く耳を持たなかったんだそうだ。日本代表の監督はだれなのかを誇示したかったんだろうな。しなくてもみんなわかってるのに。

もちろん、オーダーは監督の専権事項だと思うのですが。
その正当な権力を行使したことに何か文句でも?
そして、「山本コーチは説得したんだそうだ」あなたがそれを聞いたのは誰からですか?

わたしの「邪推」に関して、相当数の抗議メールがきているとウェブマスターに聞いた。腹が立つのももっともだろうな、とは思う。トルシエ・ニッポンと叫んで応援してきたんだから。しかし、こうもいっておく。おまえら、ちゃんと現実見ろよ。

なるほど。メールは読んでいないんですね。ウェブマスターに聞いたのですね。
しかし、こうも言っておく。おまえ、ちゃんとメール見ろよ。

実例1−−セネガルや韓国の選手はゴールを決めたら、真っ先に監督のところに走っていった(ゴールデンゴールは別だぞ)。鈴木も稲本も森島も中田も、トルシエのところには行こうともしなかった。日本代表の選手と監督との間には、信頼関係も尊敬の念もない。監督の勝手な思惑に振り回され、それでも母国開催のW杯に出たいがために我慢してきた選手たちがいるだけだ。
解散式のインタビューで小野あたりが殊勝なことをいっていたが、あんな場では本音を建前を使い分けるのが普通だ。だって、トルシエはもういなくなるんだから、わざわざことを荒立てることもあるまい。W杯はもう終ってしまったのだ。取り返しはつかない。トルシエがまだ代表監督を続けるなどといったら、選手たちはどんな反応を示しただろう。

セネガルの選手ってゴール決めた後踊り狂ってなかったか?
本音と建前を使い分けるのが普通って・・・小野から直接聞いたの? あれは建前でって。

実例2−−サッカー関係者(サッカー協会の一部の理事を除く)の間では、トルシエは2流だということで意見がほぼ一致している。トルシエ礼賛の御用記事を書いているライターも、本音ではトルシエは2流だと思っている。金のためにトルシエを持ちあげている。あるいは、今までの日本人監督よりはましだからと我慢している。「名将トルシエ、夢をありがとう」などという記事やニュースを垂れ流している新聞記者やテレビの連中も、(全員ではないかもしれないが)トルシエはだめだと思っている。これまでのトルシエのやり方はもちろん、トルコ戦の采配に、だれもが怒っている。彼らの共通認識はただひとつ、「トルシエは運が強い」。それだけだ。だから、彼は馘にならなかった。サポーターたちも彼の運の強さに騙されてきた。問題は、内実を知っているサッカー関係者やライターがそれを公の場で書いたり喋ったりしないことだ。読者の好む口当たりのいい記事やニュースをやらないと、食べていけないのだからしょうがないといえばしょうがないのだが、ひとりぐらいは骨のあるやつがいてもいいだろうと思う(いや、杉山茂樹さんは骨があるけどね。金子達仁もまわりのこと気にしなくていいだけ売れてるから、自分の思ったこと書けるけどね)。
そんなジャーナリストがいれば、わたしがわざわざ嫌われ者にならなくてもすむのだ。いや、それでもトルシエはゆるしがたいから、嫌われ者になってるかな。
 どっちにしろ、読者や視聴者−−つまりサポーターがちゃんと現実を把握しないと、いつまでたってもくだらない記事やニュースが垂れ流されることになる。

トルシエが1流とはとは誰もいってはいないと思いますが。論点はトルシエが一流か否かではなく、成果を残したか否かです。当然、トルコ戦の采配は議論の余地があるでしょう。しかし、当初に設定された目標を達成した監督をたたく根拠にはなりえないのでは?

あと、トルシエ礼賛の御用記事ってありました? まさかちょっとでもトルシエ誉めると礼賛の御用記事ですか?
お願いだから提示してくださいよ。具体例を.

実例3−−フランス関係のある催し物の場で、フランス大使館関係者が、日本のサッカー好きの芸能人に「身勝手なフランス人のせいで日本が負けてしまって、誠に申し訳ない」と頭をさげた。

・・・。
実例ですか。大利根町の職員が大の大利根町好きに「妄想でトルシエ批判を繰り返すサカーライターのおかげで大利根町の税収が落ちている」と語っていますが、あなたのせいと考えていいですね?

実例はまだまだたくさんあるが、まあ、とにかく、サッカーを盛り上げてる若い衆が、自分たちの目の前で行われていることを理解しないっていうのは、嫌いな監督のもと、それでも必死になって闘ってきた選手たちが報われないじゃないかと、わたしは思う。中村俊輔が代表を外された理由を、サポーターが真剣に考えないんじゃ、本当に俊輔が報われない。「わたしのシステムでは俊輔の居場所がない」なんて嘘に決まってるじゃないか。

なぜ嘘だと決め付けます?
「強いあたりで来る相手に対してフィジカルの強さだけで対抗するのではなく、テクニックでかわしたり、そういう方法もあっていいと思う」と中村自身も語ってるではないですか? その方法論が「「早いタイミングでボールとポジションを細かく回転させる」トルシエシステムと合致しないのは平仄が合っていますが。何を見てるんですか? それともなにか秘密の取材源があるんですか? あるんなら提示してくださいよ。

サッカーなんか滅多にみたこともないくせに、日本の勝利に便乗して騒ぎまくる阿呆どもや、どうにもつまらないサッカーをしてるイタリアを応援するやつらより、わたしの文章に腹を立てる人間の方がよっぽどましだと思うから、もう一度、いう。自分の目で見ろ。自分の頭で考えろ。選手たちの表情を見ろ。トルシエが選手たちにしてきたことを考えろ。日本がなぜベスト16に行けたのかを真剣に考えろ。とりわけ、ロシア戦のことを考えろ。ベルギー戦とロシア戦の違いを考えろ。どうして中田がこれまでの自分のやり方を変えてまでチームを引っ張ろうとしたのかを考えろ。あいつは負けたくなかったのだ。勝ちたかったのだ。だから、トルシエがやらないこと、やれないことを、自分でやろうと決めたのだ。人間的に素晴らしい監督なら、ベンチにいても選手を鼓舞することができる。トルシエにはできない。だから、中田は自分を曲げた。

選手個人のやる気を引き出したのであれば十分立派な監督だと思いますが。
それよりも、「自分の目で見ろ。自分の頭で考えろ。」妄想肯定ですか?
人を批判するときには少なくとも根拠を提示しましょうよ。金もらってコラム書いて自説主張してるんだからさ。

わかってやれよ、それぐらい。

あなたがいついつにどこそこでナカータにインタビューして聞いた。
これを明記しない限りわかりません。

サッカー関係者が本当のことを書かないと、わたしは書いた。わたしは関係者ではないから好き勝手なことを書いている。だが、そんなわたしにだって、あまりにもまずい、やばいと思えて書かないこと、書けないことがたくさんある。それを知ったら、君ら、あの監督の首を絞めたくなるぞ。あ、その前にサッカー協会にテロをしかけたくなるかも。自分が知ってることだけが「現実」なのではないということを知れ。

逃げますか? サカー関係者がその辺の事書くとどんなデメリットがありますか? あなたが妄想していることが事実だという根拠は? それを提示しないことにはトルシエの前にあなたの首を絞めたくなるんですが。

ただ、「オレの言うことを信じろ」といわれても(笑)

いや、しかし、そんなことより、邪推が当たっていたとはなぁ。わたしはけっこうショックを受けている。トルシエだってW杯でそこまでするほど幼稚ではないと思っていたのだ。あれは2流の監督の破れかぶれの采配だと思っていた。わたしは間違っていた。
 そういう意味では、恐るべしトルシエ、である。我々日本人はみんな、あいつにしてやれらたのだ。

ほんと、何を根拠に「当たっていた」って言うんでしょうね。

長々引用しましたが、一言で書くと「ソース出せやこの厨房」なんですがね(笑)

韓国のスペイン戦反論サイト。
イタリア戦についても反論してください、是非。できるものなら。

> ああ、そうですか。わかりました。
> オレの敵なるんですね。
> ガンバの応援に駒場(やっぱり埼スタはホームという気がしない)にきたら全力で叩き潰しますんでご承知下さい。

一瞬冷や汗でたかも(^^;
この文章見て、腰痛なんてどっかいっちゃいそうになったよぉ(涙)
でも、多分スタジアムには行かないと思うんだけど・・・。
いったら潰されますか?私・・・(涙)

ああ、ごめんなさい。怖がらせるつもりはなかったっす。
ガンバ応援まあ、いいでしょう。ただしオレの敵(笑)

しかし、この雑文などでサカー好きになってくれたといってもらえてすげー嬉しいです。
(いや、もちろんこのW杯が魅力的だったせいなのが大きいでしょうが)

私は少なくとも一人はサカーファン増やしました。
馳よ。お前はなにをした?


W杯24日目(6月23日)

正直、バカだと思ってました。
いや、むしろバカなのかも。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
飯島愛・勇気ある発言集 TBSの番組にて 日曜朝10時〜

「(韓国の熱狂ぶりを見て)いやだ〜こわぁ〜〜い」
「韓国の試合は絶対アンフェア!」
「キムチは食べない」
「アズーリの墓場にようこそって書くことが素敵なことなの?」
「エクアドルの小デブ(主審)は走れない」
「日本も買収すればよかったんだよ」(ばいしゅうだと思うが、TVではかいしゅうと言っていた)
「どこのテレビも、トッティの退場の時プレー、よくわかる背後からの
 映像をどんどん短くカットして放送してるんだよー(ずるいよー)」
「こんなVTRだとイタリアが悪者みたいじゃん!」
「私が守ってあげるから奥寺さん、ホントのこと言って!」

奥寺慎重に
「(審判はホームに有利というけど)ここまでひどいのはこれまでなかった。今回はひどすぎる」
「昨日の試合もPK迄におかしな判定はいくつもあった」
「仮にトッティがファールとしてもカードが出るのはおかしい」

---番組的にヤバくなったのか、井筒に話が振られる---

井筒「韓国戦では『アジアのプライド』とか言う横断幕とかあるじゃない。
   ああいうのって日本ではやらないよね。そういうところが…」
飯島「(割り込むように)だったら『アズーリの墓へようこそ』とかいうのは良いわけ?
   ホスト国として、相手に対する礼儀が無いのはおかしいと思う」
井筒「それとこれとは話が違…」

---韓国国内フィーバーのVTRの裏で---

飯島「うぁ〜(イヤそうな感じの声)怖い」
飯島「韓国の人は狂牛病に(以下略)。スペインは赤に向かって行っている」

---イタリアのガウチ発言でVTR終了---
飯島「絶対おかしい!!これだけ見てたらイタリア悪者みたいじゃん!!」
   韓国のファールは報道では全部カットされてるじゃない。
   後ろから頭を蹴ってるのも、どんどんカットされるのよ。」

---飯島、さらに暴走してポルトガル戦のへも言及---
あほ「開催国は有利な判定が当たり前!」
飯島「有利すぎませんか?」
飯島「ポルトガル戦はどうなんですか?9:11でやってたの」
飯島「奥寺さんも黙ってないで何か言ってよ」
奥寺「イエローが出るほどじゃない」

飯島「日本も買収すべきだったのかなー」
テリー「(小声で)買収はやってないと思うよ・・・」
飯島「いや、やってると思う!」

飯島「どの番組見ても『残念でしたね』で終わってるのが許せないの」
奥寺「審判に問題があるのは確かに…」
飯島「何で黙ってるの?言いたいこといって!守ってあげるから」
奥寺「審判の判定が、ちょっとおかしい」
飯島「だいたいエクアドルの子デブは 走れないと思うんだよね」

1、韓国買収発言、
2、韓国ファール映像カット(報道管制)問題
3、奥寺から審判問題についての発言を引き出す
4、審判の資質に言及
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

よく言った。
この後飯島愛が干されたらメディアの死だと思う。

ところで、このWCであの国が嫌いになりかけてる人へ心の清涼剤。
ミョンボ兄さんを紹介します。

少なくとも、代表キャプテンは真面目に素晴らしい選手です。


W杯23日目(6月22日)

市井紗耶香ライブ

あのアイドル的盛り上がりは何とかならないのか(涙)
そして、シンガーソングライターになるといって娘をやめた人間が娘メドレーを歌うのはやめてくれ(涙)
セカンドシングルも十分いい曲じゃん。自分の歌で勝負してくれ。大丈夫、娘にいた頃よりうまくなってるよ。

韓国−スペイン

もうなにもいわん。なんでもやってくれ。


W杯22日目(6月21日)

ベカーム、残念でしたね。
この選手をたたえるにあたり一つの言葉を贈ります。

お願いだからオレと一緒にサカーしてくれ。一度でいいからあなたのパスをうける立場になってみたい。

とりあえず、Jリーグの応援チームは「ガンバ大阪」に決定してます。

ああ、そうですか。わかりました。
オレの敵なるんですね。
ガンバの応援に駒場(やっぱり埼スタはホームという気がしない)にきたら全力で叩き潰しますんでご承知下さい。
どんな理由があっても浦和以外みな敵です。

それにしても、私にはいまだにわからないことがある。なぜ日本のファンは、ああもトルシエ監督を愛したのだろうか。彼のどこが、好きだったのだろうか。私には、それがさっぱりわからない。

別に溺愛ではないと思います。
溺愛に見えるとすれば、あんた方サカーライターの皆さんが結果を出している監督に対していわれ無き誹謗中傷の類を書き散らして、
彼の解任を求める世論を作り出そうとして、それに反発を覚えた「サカー日本代表のサポーター」たちが彼を守ったからでしょう。

確かに、トルコ戦の采配には疑問が残る。
確かに、ベストの監督ではなかった。

だが、最初からベスト16を目指すためにつれてきた監督の評価をするに当たり、トルコ戦の采配を持ってするのは、
後だしじゃんけんな胡散臭さがにじみ出ていて嫌悪感を抑える事はできません。

ドイツ−アメリカ

アメリカのサカーって今大会初めてみるんですが、体格を生かしたパワープレイをしかけて来るんですね。
んーでもパワープレイならドイツに一日の長あり。
1点とってカーン要塞に閉じこもってドイツ準決勝進出。
なんと高くて厚いカーンの壁。


W杯21日目(6月20日)

弁明というのは難しいものだ。ワールドカップでも日本代表のトルシエ監督の「きょうで私の冒険は終わった。美しい冒険だった」に比べ、韓国に負けたイタリアのトラパットーニ監督は、審判に文句を言うなど恨みがましかった。くやしさはわかるが、美しくない。

逮捕直前の鈴木宗男代議士もあちこちで弁明をした。いくつかの事実は認めつつ「不正をしたという認識はない」と語る。そうした弁明から、にじみ出る思いを読みとることができる。以下はその数例である。

このあと、ムネヲ話が続きます。

へえ、トラップとムネヲを同列に置くわけですね。

大体、この文意だとトラップ引き合いに出す必然性はこれっぽっちもないですよね。
そこまでして韓国の勝利を持ち上げたいんですか?

アンジョンファンがなにやら強気ですが、お前をとってくれるクラブはあるとおもっているのか?

どうにも体調がよくなかったので会社を早引けして図書館へ。
FIOさんがポルトガルポルトガルうるさいので興味を持ち「ポルトガル・サッカーの世界」という本を借りて読む。
まだ全部読んでないが、なかなかに面白い。
正直ポルトガルサカーはあまり知らなかったのでこの機会に注目してみよう。

フリーでなかなか面白いゲーム発見。


W杯20日目(6月19日)

昨日の結果を受けて馳星周が有頂天になってます。
Number買うとこいつに金が入るかと思うと鬱になりますな。

韓国−イタリア

昨夜のチャットでは
「いや、韓国はいいサカーしたよ。判定に関しては多少有利な点もあったかもしれないけどね」といいました。

すみません。全面撤回です。

やかんがマルディーニの頭を蹴っ飛ばした画像見ました。
ええ、最低。意図的ですね。
むかしそういうサカーが横行していた時代は確かにありましたが、過去のものになったはずです。
ヨーロッパ・サウスアメリカコンチネンタルカップが東京開催になってトヨタカップになったのはその手の醜態がエスカレートしたのが大きな原因ですね。
韓国はその時代のサカーを駆使して8強に進出しました。まずまあこれは立派な事です。おめでとうございます。

だがしかし、唾棄すべき民族性であることは疑いないわけであります。

トッティの顔に光を当てた件についてはも動画を見ました。
紛れもなくサカーに対する冒涜です。ただ単に韓国が好きなだけで韓国サカーに対する愛情などかけらも無し。
醜い。

横断幕に関してはまあ私は人の事いえないんでノーコメントってことで。良くはないことですがよくあります。
(例:「はすらだに監督にはまけへんで」2001年ナビスコカップ浦和−山形)
まあ、クラブと国家代表の試合は別と言う見方もあるかと思いますが。
あと、韓国と浦和サポは同じレベルのキチガイと言われても否定できないかも(涙)
オレがやったわけじゃないですけどね(涙)
EURO2000予選のユーゴスラビア−クロアチアの例もありますし・・・
って、別に韓国とイタリアが戦争していたわけじゃないですよね。ハイ、すみません。

1・韓国のスタジアムの建設費用は、一部、日本が負担
2・公式ソングは韓国人に歌わせる事を強く主張
3・公式サイトでは「KOREA WORLD CUP」と表記
4・韓国新聞社サイトでは意図的に「JAPAN」のロゴを隠している
5・抽選会や開会式は全て韓国色に染め、日本の紹介はなし
6・小泉にはブーイング
7・自国アピールのために、開会式で大事な芝生を踏み荒らす
8・チケットが捌けず、無料で配布
9・対戦相手の宿舎の前で深夜に大騒ぎ
10・相手の国歌斉唱にブーイング
11・相手国の国旗まで燃やす
12・日本が予選突破すれば「容易な組み合わせ」と主張
13・JAPANより後になるアルファベット順を嫌がりKOREAをCOREAにする

追加する事として、
「【日韓】ではなく【韓日】にしろといちゃもん(日本語表記)」
「WORLD CUP JAPAN もしくは WORLD CUP JAPAN/KOREA と表記した各国サカー協会のサーバーにF5アタック」
「自国と関係ない試合での大韓民国コール」
がありますね。
8.に関しては無料でチケットもらった観客が途中でぞろぞろ帰るという醜態を見せています。
12.に関しては審判の買収も主張していたと付け加えます。
13.に関してはその証拠の捏造(日帝がCをKに変えたニダ! これがその証拠ニダ!)も行っています。

しかし、この試合はこれらのことがなければいい試合になったことは疑いありません。
結果は本当に分かりません。それくらいヒディングのサカーは素晴らしかったです。
アジアの可能性を見せてくれました。

重ねて言いますが私はもともと韓国嫌いじゃないんです。
韓国人の愛人が欲しいとたまに思います。(もしばれたらただじゃ済まないのでしませんが)
しかし、これは主張するべきです。

すばらしい試合を台無しにしたのは韓国人であり、それを是とする韓国そのものです。それが残念でなりません。

この結果(韓国ベスト8)は順当な結果だと思うのですが、日本は特に悲観する事はないです。
こんなテコンドーサカーは20世紀の遺物です。
つーかこんな事ホーム以外でできるとは思えないし、もう2度と韓国で国際大会が開かれる事はないでしょう。
我々は正々堂々と、正門から世界のサカーに挑みつづけましょう。

ただし、こんな連中が隣人である事は自覚しなければいけませんが。

韓国の所行はまとめてこちらに

おまけ

W杯によってサッカー狂感染者が増えていますが、
昨年夏の2ちゃん閉鎖騒動により娘。(羊)・娘。(狼)板の避難所として開設された娘。(狩)板
「娘。をW杯出場国にたとえて優勝予想スレ」 というものがありまして、んで、あの国は新垣にたとえられています(笑)。
コネで娘に合格疑惑とかいろいろあってモーヲタの中にもアンチが多い彼女だったのですが、
ここにきて、アンチ新垣激増です(笑)
彼女もとんだとばっちりでかわいそうというべきか、
新垣をあの国にたとえたその慧眼を誉めるべきか(笑)

おまけ2

だ、そうです。こいつどうするよ。>FIOさん


W杯19日目(6月18日)

今日のこの日にふさわしくないことはHTMLコメントに書きましたといってみるテスト。

もちろん、なお長い春秋を我々は過ごさなければいけません。

日本−トルコ

中盤を完璧に支配して、何度も決定機をつかみながら、ゴールを割ることは出来なかった。
この敗北は悔しい。本当に悔しい。
何故破れたのか分析を進めるのもいいだろう。しかし、

もう我々の2006年ワールドカップはスタートしてしまった。
今度のワールドカップは、我々はアジア予選を通過して参加しなければならない。
タフでハードな本当のワールドカップ。その舞台にアジアの雄として優勝を本気でねらえる代表を送り込まねばならない。
過去のチームを振り返るな。2002年は終わった。本当に幕を閉じたのだ。
Jリーグを見に行こう。アジアカップを闘うA代表に声援を送ろう。アテネを目指す五輪代表を応援しよう。ユース代表に熱い視線を注ごう。

2006年に向けて我々が出来ることはこんなにある。


W杯18日目(6月17日)

明日が来る前に。

日本代表がベスト16進出を決めました。これは4年前にフィリップ・トルシエを引っ張ってきた目的が達成された事を意味します。
この4年間! 日本代表がこのちょっと興奮しやすい、気の利いたせりふを吐けるフランス人と歩んだこの4年間は正しかった。
この4年間! トルシエがいったいどれだけの批判にさらされていた事か!
「3バックは時代遅れ」「FWが点取れない」「選手の個性を生かしていない」「中村つかえ」「ナンデカズツカワナイノー」
これだけならまだしも「好みの選手ばかり使う(望月三起也)」「試合中にフリーズしないかどうか心配(水沼貴之)」「コンフェデで指揮をとっていたのはベンゲル(金子タツヒト)」などなど中傷としか思えないような評論もあった。

しかし、トルシエは見事に結果を出したし、この3試合を観ていると、全てはこの日のための準備だった事に気づく。
選手交代ひとつ取ってみても、今年に入ってからの親善試合で一度も試さなかったパターンはひとつとしてなく、全てがこのための予定調和だったことに驚かされる。
「いち早く選手を固定すべき」 ハア?

また、このグループリーグを通じて5点を奪い、そのほとんどが2列目以降の選手によるものだった。
これもFWがキープしたボールを後ろから飛び出した選手が叩き込むというゲームプランが正しかった証明といえよう。
「FWが点取れないからトルシエ&日本はダメ」 ハア?

日本人は個人の身体能力からいって正面からでは世界に通用しない。守って守ってカウンターを目指すべき。という意見もあった。これも嘘だった。

日本代表チームは、堂々と正門から世界の扉をこじ開けた。
高いオートマティズム。オールコートプレスの激しさ。ボールとポジションがめまぐるしく変化するローテーションサカー。
昔を思えば夢のようだったサカーがここにある。

この監督として非常に優秀で、タレントとして非常に楽しめた男はもうすぐ日本からいなくなる。
後任の監督がどうなるかオレは知らんが、早くも寂しさを抑える事はできない。

さあ、トルシエジャパンの最後の戦いを見守ろうじゃないか。
私は「サカー観るので休みます」といって半休取ったぞ!

だからといってこういうのもなあ(苦笑)

ブラジル−ベルギー

ブラジルが個人の能力差ですがるベルギーを振り払った。という感じかなあ。
結果こそ2−0なんですが、点差程の実力差は感じず。
つーか、ブラジルってこんなモノだったっけ? コンフェデの時と印象かわらないぞ(笑)
単発単発の攻撃はとても強いけど、それ以上じゃないなあ。
一人一人の選手はとても凄いけど、それ以上じゃないなあ。
この11人のサカー達人集団がチームになる最後のパーツを置き忘れてきた。
そんな、感じを受けました。

おまけ

これはいけません。レッドカードです(笑)


W杯17日目(6月16日)

セネガルがスウェーデンを破ってベスト8に進出した試合は妹の引越しの手伝いがあって見る事はできませんでした。

昨年、日本はこのチームと親善試合で対戦しましたが、0−2と完敗しました。コンフェデで準優勝し、ちょっと天狗になっていた我々にとってはいい薬だったと思います。
「ああ、世界にはまだまだこんな強いチームがいるのね」と素直に思ったものです。

これで勢いづいたのはトルシエ批判論者です。
「セネガルはアフリカ最弱。そのセネガルに完敗したトルシエはダメ。更迭すべき」

トルシエを批判するためにセネガルを不当に貶めて批判したのです。

その後アフリカネーションズカップで準優勝したセネガルの今大会での活躍は皆さんご存知のとおりですね。
この件だけじゃなくていろいろ書いてますが、いったいお前どう責任取るんだよ金子タツヒト(笑)

結局何がいいたいのかというと、
「TOMOさん。Numberでこいつの文章読むときは十分気をつけましょうね」

あ、あと馳と佐藤俊もだめ。

スペイン−アイルランド

午前1時ごろにFIOさんと話をしていて、急遽トップページで「観ろ!」と宣伝しましたが、観ましたか?
期待通りの名勝負になりました。
ラウル、モリエンテスのゴールへの嗅覚。後方からゲームをメイクするバウレタ。サイドから鋭く抉るルイス・エンリケ。
一番後ろに山のようにそびえるイエロ。確変していたカシージャス。1点取るまでは完全にスペインペース。
そして、モリエンテスが頭で1点を叩き込む。
しかし、このあとが凄かった。

「オレは絶対にボールをはなさねえ」ダフ。
「オレは何が何でもボールをゴールに叩き込む」ロイ・キーン。
「右サイドが俺の死に場所だ」ゲリー・ケリー。
「オレの後ろにボールが行くと思ったら大間違いだ」ギヴン。

「オレたちは絶対にあきらめねえ!」彼らの無言の絶叫が聞こえる。

すげえ、すげえよアイルランド。
これがアイリッシュ魂なのか。凄すぎる。オランダが負けたのもうなづける。
正直90分のPK決まったときには腰が抜けそうになった。
そしてPK戦でのフィナーレ。

恍惚の150分をありがとう!
EURO2004でまた逢おう!


W杯16日目(6月15日)

あの国に対してはここを見る人を不愉快にさせるような言動を抑えることが出来ません。
ただ、ポーランド戦のあの国のサカーは非常に素晴らしかったと思います。
それをスケートパフォーマンスやらポルトガル戦のあまりにもダーティな内容やらで台無しにしてしまったと考えています。

ちなみに昨日の試合をビデオで確認しての訂正。
ジョアン・ピントの一発レッドは誰がどこで笛吹いても一発レッドだったと思います。
しかし、ベトの2枚目のイエローはシミュレーション。レッドは不当。
そして、審判がフィーゴのパスコースを塞いだりドリブルの行く手を塞いだりする事が多かった。

そして、ポルトガルは敗者として美しかった。

ドイツ−パラグアイ

最強GK決定戦! どうやって優劣決めるんですか?って疑問は胸にしまっておけ(笑)
カーン対チラベルト。この二人がGKの最高峰にあることは間違いない。そして、今日二人の明暗を分けたのはほんの些細なこと。
前半にパラグアイの得点源サンタクルスが負傷退場。常に執拗にマークされ思うように動けないままの退場。
かわったカンポスが非常にいい動きをする。しかしこれが後に大きく影を落とす。
後半フェラーは動く。たびたびカンポスをフリーにしたDFラインを入れ替えた手直しを計る。
しかしパラグアイのマルディーニは動かない。1枚カードを切っているだけに動けなかったのか。
そして後半も残りわずかの誰もが延長を意識する頃の時間帯にノイビルのゴール。
この一瞬だけ。本当にこの一瞬だけノイビルのマークがはずれてしまった。痛恨のゴール。
たまらずマルディーニはスロベニア戦で2点を上げたクエバス投入。延長までとっておきたかったんだろうなあ。
もし、マルディーニが後半もっと早い時間帯でクエバスつっこんでいたら・・・

試合後のカーンとチラベルトの抱き合う姿が印象的でした。

こんないい試合なんだからちっとは「大韓民国」コールを抑えるよお前ら。

イングランド−デンマーク

ベカーム凄すぎ。ほぼ全てのプレイが完璧。
フリーキックから、パス、トラップに至るまで完璧にこなす。素晴らしい。オレにはまねできねえ
このW杯に賭けてるんだろうなあ。がんばれ!
デンマークも悪いチームじゃないんだけど、今日のベカームの前には霞みますね。結果は順当かと。


W杯15日目(6月14日)

今朝、日比谷線車内で日本代表ユニフォーム着ている小学生の男の子の前に立ちました。
思い切って「チェニジア戦に行くの?」と聞いたら「うん」といってくれたので、思わず手を握り、
「僕は行けないけど、僕の分までサポートしてくれ!」とお願いしました。
「うん。わかったよ」「気をつけてね」
仲御徒町でお母さんと一緒にその子は降りていきました。
その後ろ姿は・・・「NAKAYAMA 17」(笑)

[ソウル 14日 ロイター] 20代半ばの韓国人男性が、霊ととなり韓国代表を支えるとして焼身自殺していたことがわかった。韓国の警察当局が明らかにした。
 メモには「韓国代表はこれから欧州や南米の強豪と戦わなければならない。私は死を選び、12人目の選手となって韓国代表を守る」とあった。

あと3000万人ほど同じ事をすれば優勝できると思います。

日本戦の感想はビデオ見てないので明日。

韓国−ポルトガル

がりがりと相手選手を削りまくるスケートパフォーマンス集団が主審の笛に守られつつなんとか勝利。
こんな勝利で有頂天になれる韓国人が羨ましいです。アホの集団ですな。この電波民愚が。
いくらホームだからといってもこんな笛しか老けない主審は帰っていいし、もうなにもかも最低。
ビエリがこの人間モドキの群に鉄槌を下すことを希望するけど、厳しいかな。何せ韓国だし。
しかし、ポルトガルはよく闘った。
特にロスタイムの攻撃は見ていて涙が出そうになりました。よく頑張った。
彼らがこんな試合で消えていくのが残念でならない。
ポルトガルに4年後頑張れなんてとても言えない。


W杯14日目(6月13日)

江西弋陽県で8日、サッカーの女性サポーター朱さん(26)は中国がブラジルに0対4で惨敗した試合を観戦していた時に、怒りのあまり口からタンが流れ出て突然、窒息状態になり地面に倒れた。病院に運ばれて応急処置を受けたがまもなく死亡した。

朱さんは日頃からサッカーの大ファンで、部屋の中はすべてスター選手のポスターが貼られており、毎週必ず試合を観戦していた。朱さんはぜんそくの持病があり、試合で激しい場面を見るたびに呼吸困難になった。家族からサッカーの試合を見ないようにとたびたび注意されていたが、サッカーの魅力にとりつかれた彼女は試合観戦を止めることができなかった。朱さんは中国が4日のコスタリカ戦で敗れた時にも危険な状態になったという。

気持ちは分かる。オレも中国人だったら今頃恥ずかしくて死ぬかもしれない。

メキシコ−イタリア

メキシコいいチームだわ。ホント。
終始ボールを支配して、隙をついて一点をもぎ取る。そしてDFラインはインサーギとビエリの飛び出しをオフサイドで防ぐ。
中盤での複数人数によるチェック。高いDFライン。コンパクトなパス回し。なんか日本ぽいですね。
1−0で終了かなっておもったんだけど、それを覆したのはデルピエロ。うわかっこいい!
んで、イタリアが九死に一生を得たんだけど、なんつーか勝ち点で負けている状況なのに「うけて立つ」姿勢なのが気になりました。
これじゃD組1位のアメリカに足元すくわれるぜ。メキシコはD組2位のポルトガルとですか、これは楽しみ。
え、チョン国? ポルトガルにウリナラスコアで負けますが?


W杯13日目(6月12日)

大利根人民共和国は電波サカーライター排斥運動に賛同します。

にわかサカーファンも立派なファンです。

とにかく、どこにいてもサッカーの話題を聞かない日はありませんね。
電車でも仕事先でも。<すごく淋しい生活かも(笑)
もともとサッカーを見ていた人達から見れば、「にわかファン」「ミーハーファン」
かもしれません(^^;
でも、日本代表を応援したいっていう思いは本当です。
だからね、今日電車でミーハーファンに悪態ついてたお兄さん・・・。
そんなにカリカリしないで下さい(涙)
あの女子高生達、マジで怖がってましたよあなたのこと。
「ドーハの悲劇知らない奴らが、日本、日本って騒ぐんじゃねぇよ(怒)」
えぇ、私もなんとなくしか知りません。
フランス大会も、なんとなく見てました。
「カズがいたから、今の日本があるんだよばぁ〜か(怒)中田がなんなんだよ!!人
の開けた穴を通ってるだけじゃねぇか(怒怒)」
・・・。

極論ですがドーハの悲劇知らなくてもいいと思います。
いや知っているに越した事はないですが、あくまで知識があるかないかという事だけなので、知らなくても騒ぐ資格はあると思います。

カズ云々は半分賛同、半分否定。
カズがいたから今の日本サカーはあると思いますが、ナカータがカズのあけた穴をとおったわけではありません。
(カズはイタリアで何もしてない。ナカータがペルージャ→ローマ→パルマとキャリアを重ねてこれたのはナカータ自身のおかげだと思います)

んでさ、確かににわかファンに知ったかであれこれ語られると不愉快な気持ちになるのもわかるけど、あなたも最初はにわかファンじゃなかったの?
別にW杯でサカーの全てが終わるわけじゃないし、W杯でサカー好きになった人がJリーグとかこのあとの日本代表とか応援してくれて4年後を迎える事ができればすばらしい事じゃないかな。コアなファンだからって無条件でえらいわけじゃないよ。
にわかファンをこのビッグチャンスにコアなファンにして行こうよ。

ということをそのにいちゃんに言いたいなあ。うん(笑)

スペイン−南アフリカ

もう、あんたら真面目なんだから(笑)
お互いスコアレスドローで進出なんだからそんなに生真面目に点取りに行かなくてもいいじゃん(笑)
最初にスペインが点とっちゃったから本気モードの殴り合いになっちゃったじゃん。
そういう意味で、最初のアレンゼのポロリは痛かったですね。どのくらいってーとそう、4年分(涙)
しかし、南アフリカってじっくり見るのは初めてなんだけど、アフリカのサカーですね。
個人の能力とひらめきでサカーやってる感じがしました。セネに比べると一段落ちるなあ。
つーわけで、決勝トーナメントを逃したのもまあ、しょうがないですかね。力不足は明らかだったのではないかと。
これでカーン対チラベルトがみれるぞ(笑)


W杯12日目(6月11日)

韓国のゴールパフォーマンスについてさらに雑感。
3試合目の相手がウリナラはポルトガルでアメリカはポーランドってわかってるんだからあそこはあんな事やっている暇があったらさっさとゲームをリスタートするべき。やるんだったら逆転してからやれよ。おめでてーな。W杯よりも民族の恨が大事なのはわかるけどさ(笑)
これじゃ金東聖スタジアム観戦やめた意味ないじゃん。かわいそーに。
ポルトガルに負けて自分らのアホさ加減に初めて気が付くんだろうな。

うわ、これはきつい事を。奴らが礼儀知らずなのは今に始まった話じゃないじゃん。

まあホン・ミョンボが参加しなかった事だけが救い。
どーも若い選手の暴走らしい。お前らミョンボに殴られろ。

ドイツ−カメルーン

黄色ばしばし。観ていて気持ちのいい試合じゃないね。
前半の1対1という決定的なチャンスを防いだカーンにほれそうになる。すげえ、あれがキーパーだよ西部。お前見てた?(笑)
アイルランド戦の前半の結果を受けてあせったカメルーンがしたたかなドイツのカウンター食らってお陀仏って感じですかね。
クローゼの5点目はしょうがないでしょう。てか、5点全部頭かよ。ここまでやってから「利き足はヘディングです」って言おうな盛田(笑)
あと、日テレの中津江村マンセーはウザイと思った。


W杯11日目(6月10日)

そして一晩あけて考える。

稲本が素晴らしかったのは間違いないが、久々に0に抑えたディフェンスラインも素晴らしかった。
富田林の生んだ英雄宮本が非常に冴えてましたね。この調子で次も頼むよ。
後半は本当に安心してみていられました。シュートコースをきちんと塞いで、ミドルレンジから宇宙開発を強いる守備。
これぞフラット3ですね。よかったよかった。

韓国−アメリカ

韓国がなんとか同点に追いついて希望を繋ぐ。
しかし、あのテリウスのゴールパフォーマンスはなんとかならんのか。
やっぱスパイクの裏に金東聖と書いたのか? アホが。

ポルトガル−ポーランド

恐るべし、あの国のあの法則!
ポーランドにとっては非常に気の毒な結果になりました。
やっぱり、あのリズムのすっぱずれた太鼓と鳴り物が相当ダメージを与えたのか(笑)
調子を取り戻したポルトガル。次戦は・・・期待してますよ。ええウリナラスコア。


W杯10日目(6月9日)

日本−ロシア

かなり興奮しています。勝っちゃったよ! すげえ。
トルシエ批判論者の転向ぶりが今から楽しみです(笑)

こんな男には要注意


W杯9日目(6月8日)

会社の集まりでサカーみれなかったのですが、宮本はウチの社長の高校の同級生ということが発覚。
宮本を応援しましょう(笑)


W杯8日目(6月7日)

ベカームがサポーターと喜びを分かち合う。そんな事は昨年、欧州予選で苦しんでる最中には考えられませんでした。
だって、ベカーム嫌われてるんだもの。
4年前はこいつがシメオネの足けっ飛ばしたおかげで負けてるし、
それでいてサカーの技術は一流だし、
ジダンのように頭にザビエルハゲでもあればいいものをルックスも完璧だし、
おまけに奥さん超美人(スパイス・ガールズのビクトリア)だし。
妬まれこそすれ、好かれることはなかったんですね。

その関係がかわったのは欧州予選最終戦のロスタイムのフリーキックを直接叩き込んで予選一位通過を決めたとき。
サポーターに向かって手を挙げるベカームに対し浴びせられるありったけの歓声。
そのとき、イングランド国民は4年前の過ちを許したんだと思う。

そして、今日。

イングランド−アルゼンチン

4年前のこのカードで退場をくらいA級戦犯にさせられ、自宅に投石までされた男のゴールでイングランド執念の勝利。
前半はエリクソン監督の打った手がぴたりとはまりベロン、シメオネがなにもできない。
むしろイングランドの方が時たまオーウェンを走らせたびたびチャンスを作る。そして終了間際ベカームのPK。
サポーターに対し、何度も、何度も吠える。
多分このゴールは今回のW杯のなかでも名場面になると思います。

後半に関してはあまり語ることはない。
ただひたすら、イングランドはボールを自陣ゴールから遠ざけるのみ。11人で、ただひたすら。
シーマンの飛び出しも、ミルズのカットも、全てはベカームを漢にするため。

そして、ホイッスル。なにも言い残すことはない。

感傷的な文章になりましたが、この4年という歳月を考えるとどうしてもこの試合はこのように語るのがふさわしく思えるのです。


W杯7日目(6月6日)

フランス−ウルグアイ

ハーフタイムで一回更新します。

「いやあ、熱い試合になりましたねえ。これぞワールドカップって感じですね」

のんきなこといってるんじゃねえよ松木。なにはしゃいでるんだよ。
この試合サカーじゃなくなるぞ。そんな試合だぞ。
お前はサカー知識人として他にいうべき事があるだろう。アホウが

んで、試合終了

この試合をぶちこわしにしたのは主審。アンリの一発退場まではお互いに高い技術を披露するいい試合だったのに。そして最悪だったのがダリオ・シルバの明白な犯罪を見逃したこと。その犯行シーンを場内リプレイで流したこと。

結果0−0で終わったが、一つ間違ったら大変なことになっていた可能性もある。
ゲームをコントロールできない主審などいらん。

この試合の救いは両キーパー。ファインセーブの連発でそれを見ることが出来ただけでもよかった。


W杯6日目(6月5日)

一夜明けて考える。

日本戦はやはり負けてもちっともおかしくなかったと思う。大きなポイントは後半18分から25分。アレックス投入から宮本投入までの時間帯だ。この時間帯、日本の前線がベルギーDFをスピード圧倒していた。ビデオで観ても特に疲れが見て取れる。
まず、ここでとっておきのジョーカー、アレックスを突っ込む。すぐさま稲本の逆転弾。そして疲れの見えはじめたFWを入れ替えて・・・という目論見が狂ったのが25分の森岡の故障。故障上がりの森岡を無理させたくなかったトルシエは即座に宮本投入を決断する。そして直後の同点ゴール。

たしかにここで中山なり西澤なりを突っ込めなかったのは痛い。
投入できればあと1点は取れたと思いたい。
しかし、森岡が壊れたときに交代枠が残っていなかったらと考えると暑さを忘れちゃう。
そして、相変わらずのセットプレー時の守備の脆さ。これらを考えると勝ちゲームを落としたなんてとんでもない。

日本代表は完璧な強さを持つ代表チームではない。しかしだからこそ我々が魂を送る必要がある。
さあ、次はロシア戦。スタジアムで、街頭で、お茶の間で、我々も戦おう。

しかし、まあ「昨日は勝てる試合を落とした」という言葉を聞くと遠くへきたもんだなと改めて慄然とする。
ドーハから9年。ジョホールバールから5年ですか。

ドイツ−アイルランド

前半にクローゼの今大会4点目が決まったときにはドイツの楽勝かと思ったが、
そこから延々と執念深いアイルランドの反撃が始まる。
前半から何度かサイドからのクロスで必死に厚くて高いドイツ・・・というかカーンの壁を崩そうと試みる。
前半はただただはじき返されるばかりだったが、後半になって少しずつほころびが見え始めたところにクイン投入。
後半ロスタイムになってその努力が報われた形になる。

キーポイントはボールキープ。
後半になってほとんどアイルランドがルーズボールを支配した。
ドイツはカウンター狙いだったのか、あまり敵陣でボールを支配しようとはしなかった。
確かに早いチェックで潰していけばいいかもしれないが、それでも積極的に攻める姿勢を見せなかったことがこの結果を招いたかと。

これでE組は混戦になった。ドイツは次戦カメルーンとガチンコ勝負を強いられる。
アイルランドやカメルーンはよもやサウジ相手に勝ち点3を取りこぼすことはないだろう。
しかし、サウジがカメルーン戦に勝ったり引き分けたりした時にはどう転ぶかわからない。いやそれはないか(笑)

おまけ

「最後のW杯」中田英寿選手が周囲に語る
中田英、朝日の「代表引退説」を否定!
朝日新聞がまた捏造だよ!
このバカ反日。どこまで日本の脚を引っ張れば気が済むんだ? チョンイルが!

おまけ続き

中田英、代表引退の報道を強く否定

中田英は、このような日本国内のマスメディアによる報道が、ベルギー代表と引き分け、初めての勝ち点を得た日本代表の中に生まれた良い雰囲気を壊すことになると、国内報道を強く非難した。

記事書いたのお前の所だろう! ふざけるのもいい加減にしろ!


W杯5日目(6月4日)

サカーに興味のない人がいるという事を忘れがちなサカーキチガイの皆さん。こんばんわ。

何が言いたいかというとね。
RBOチャットで延々、サッカーの話題してるおまえら。常識なさすぎ。
あそこは、W杯チャットじゃないんだよ。
もちろん、サッカーの話題がわかる人間ばっかなら、どんどん話しなさい。
でも、話に参加できない人間もいるのに、置いてきぼりかよ。
サッカーの話題続けるにしたって、声くらいかけたらどう?

何で、まわりに気を使わない?

はい。ごもっともです。反省します。場をわきまえてなさすぎでした。

とはいえ、サカーの話を積極的にしたい人もいると思うので(オレ)、W杯期間中だけ人民共和国にチャットをおきます。
もちろんRBOチャットでもサカー話はしますがあまり自分から積極的には話さないでしょう。
(ま、場の雰囲気を考えるでしょうね)
きっと、多分、とまんないから。
ここ数日RBOチャットで行われていたような濃いサカー話はこちらへどーぞ。
あと、この機会にサカー観てもいいかな? なんて思っている人も大歓迎です。
Javaアプレットで動作するから多少軽いかも。

さて、今日がトルシエ4年間の総決算です。

日本−ベルギー

取り急ぎ一言。
ワールドカップで勝つのは難しい。しかし、まずは喜ぼうではないか。

遂にトルシエのサカーが姿を現した。戸田、稲本が中盤を支え、ナカータ、小野でゲームを組み立て、市川柳沢鈴木を走らせる。勝ち点2を損した形になっても得るものは大きかった。
そう、この形は通用する。通用するんだ! 日本は世界で渡り合える。胸を張ってロシア戦に向かおう。

まだまだ世界をおどろかせてやれ!

個人的にFW陣の中でずっと一押しだった鈴木が点とってくれたのが嬉しい。
DF2人を振り切ってのゴール。鈴木かっけー! 最高!
オレは今ならお前のモノをしゃぶることだって出来るぜ!

韓国−ポーランド

先に世界をおどろかせたのはこっちだった! すげーよ韓国。
とにかく面白いようにルーズボールが韓国ボールになる。オレの想像より6倍は強かった。お見事。

とはいえ、ポーランドのていたらくに助けられたのも事実。双方ともにパスミス、クリアミス、宇宙開発が異常に多かった。
よりくだらんプレーが少なく、スピードで勝った韓国の勝利。
内容的に誉められたもんじゃないけど、とにかく勝った! 勝ったんだ! おめでとう!

オレの韓国嫌いを知ってるヒトは意外に思うかもしれないけど、オレもともと韓国大好きなんですよ。実は。
昔、コリアンとつきあってたことあったし、
ただ、この国は知れば知るほど嫌いになるという困った国でして(笑)
その彼女のことも長くつきあうといやになったよ(笑)
普段の悪口も愛情の裏返しなんですねえ(笑)


W杯4日目(6月3日)

W杯以外にもサカーは存在します。

札幌は3日、柱谷哲二監督(37)の解任を発表した。就任5カ月足らずでの退団となる。韓国出身の張外龍コーチ(43)が監督代行として指揮を執る。

札幌は今季、7試合を終えた第1ステージで、1勝6敗、勝ち点3の最下位と低迷。ナビスコ杯でも予選リーグで敗退した。

柱谷氏は元日本代表の主将で、W杯期間中はテレビ解説者を務めている。

この世代というかドーハ組っていうのは日本サッカーでもっとも分不相応にちやほやされていた世代なので、当然の結果かと。
ラモスやカズ北澤を指導者に迎えようと考えている人間はよく考えよ。
いま、こいつらより技術的に高い物を持っていてよく考えてサカーやってる人間はゴロゴロいるぞ。

ちょっとふるい話ですが中村俊輔が創価学会員なのでカルト宗教を嫌ったトルシエがはずしたとかなんだとかいう記事が出ました。
んなアホなとか個人的には思うのですがね。いわれなき(トルシエ、中村両者に対する)誹謗中傷のたぐいだと思いますが。
でもこことかこことかで大暴れしているのが全員キチガイなんかじゃなくて幹部の命令でやっているのかと思うと納得。

なんか面白かったのでマイ・トライディード提供のネタを掲載。
苦しいのはわかるが、もっと苦しい人たちに助けを求めてどうなるよ。自助努力せよ。応援するから(笑)

イタリア−エクアドル

イタリア完勝。とにかくビエリがフリーになるとトッティから必ずパスが飛んでくるのはすげえ。
この二人の連携っていいね。レーダーついてるのか? お前ら(笑)
心配になるのはエクアドル。そして南米サカー。今日のエクアドルがやっていた中央で細かいパス回しで突破を計るというのが南米サカーだと思うんだけど、今日の相手はそんな細かいパス回しをちんたらやっている間にさっさと戻って守り固めちゃうのね。
これで2位ならそりゃアルゼンチン独走できるよ。もっと早い攻撃しないと先制したイタリア崩すのは無理だなあ。


W杯3日目(6月2日)

今日は地上波で3試合観戦です。満足満足

アルゼンチン−ナイジェリア

うーん。バティストゥータのヘッドが決まったのは喜ばしいながらも、そのほかにはあまり見どころはなし。
ベロンからのゲームメイクでいい場面があまり作れなかったような感じ。
しかし、それはナイジェリアがよく守ったということ。あと反対にカヌとオコチャも封殺されてましたね。

イングランド−スウェーデン

スウェーデンがオーウェン殺せばイングランドもラーション殺すというまさに欧州の一流国同士のつぶし合い。
ベカームの怪我がやや心配。何しろベカームいなかったらイングランド普通のチームになっちゃう。
スウェーデンは日本戦と同じように中盤繋いできた。このサカーが通用するなら大丈夫なのか?

スペイン−スロベニア

こんな審判の笛で勝てるかい!
アチモヴィッチPKじゃなかったらあれもPKじゃねえよ。くそ(涙)
しかしまあ、アチモヴィッチやチミロティッチなど若い選手がいい結果出したのはよいことです。
次はズラトコのいいプレーも見たいな。
そう、オレはスロヴェニアを応援しています。


W杯2日目(6月1日)

ドイツ−サウジアラビア

最低だ。ワールドカップに出てきてはいけないチームが出場している。
中盤とサイドで自由にボール持つことを許すチームって何? 国へ帰れ。
お前らのおかげで次の次のワールドカップでアジア枠が1.5になったら責任取ってくれるのか?

日本はアジアカップ10回やったら10回勝てるチームをまず作ろう。

それはそうと市井紗耶香マンセー

アイルランド−カメルーン

したたかだね、アイルランド。カメルーンも決して油断した訳じゃないんだろうけど、
エムボマ下げてバランスが悪くなったところをずどんとやられた。
ロイキーンなくともここは侮れねえなあ。

デンマーク−ウルグアイ

巨人の腐れ外人め!


W杯1日目(5月31日)

開幕式

強い憤りを感じます。途中の選手交代においても同様。三千万白衣民族の壮大なオナニー。早く試合やれよこの劣等民族。
こんなもの延々と見せるなんて組み合わせ抽選会の演出が不評だったことに懲りていないとしかいいようがない。
あ〜あ〜、脳の隅々までカブサイシンが行き渡ったようないい感じの何千人ものキチガイが芝を踏み荒らしてるよ。
全世界のサッカーファンはお前らなんてどうでもいいんだよ。
私はちなみに20:00〜20:20はあやや見てました。

フランス−セネガル

セネガル、いいチームです。去年の日本戦やアフリカ選手権で思っていたことですが。
チーム戦術が徹底されてます。ディウフいい選手ですね。彼が日本人だったら俊輔入れてもよかったなあ。
フランスは悪くなかった。ジョルカエフの不調が云々ではない。ジダンの替わりは誰にも出来ない。
ルブフを置き去りにし、デザイーのまたの下を抜き、プティの後ろから突き刺したあのゴールは絶品。


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